香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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香川県建設業協会 最近20年のあゆみ社会貢献活動1998年(平成10年)~関する協定」を締結した。協定に基づき、四国地方整備局と連携し、香川県唯一の一級河川である土器川の堤防決壊を想定した水防訓練を4年ごとに実施している。 2004(平成16)年には、香川県を襲った台風による高潮や洪水などの被害を受けて、その年の12月7日に香川県と「災害時における応急対策業務の実施に関する協定」を締結。2007(平成19)年に、水道施設が新たに加わり再締結した。香川県および防災関係機関と連携し、南海トラフを震源域とする地震を想定した総合防災訓練を毎年実施している。 また2011(平成23)年に発生した東日本大震災で、甚大な被害を受けた東北地方および関東北部の人たちに対し、7月14日に当協会会長・森田紘一、副会長・朝倉一郎が日本赤十字社香川県支部長の浜田恵造・香川県知事へ、義援金を持参した。地震などの災害における活動 社会貢献活動とは、法人や団体、個人の公益あるいは公共益に資する活動を意味する。初めから社会に資することを目的として行う直接的な社会貢献と特定の事業や行為をすることが結果として社会貢献につながる間接的な社会貢献がある。 香川県建設業協会も地域社会の一員であるという考えの下、震災などの義援金、防災訓練や水防演習への参加、道路・河川の清掃といったさまざまな社会貢献活動を行っている。 1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災を教訓に、今後の大規模災害に迅速に対応するため、1996(平成8)年3月28日に四国地方整備局と当協会で「大規模災害発生時における支援活動に日本赤十字社 香川県支部長・浜田県知事に、東日本大震災の義援金を託す森田会長ら(2011年)香川県建設業協会 創立70周年記念誌136

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