香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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協会70年のあゆみ復元に向けて、火災跡地で直島の小・中学校の生徒が卒業記念も兼ねた植林のため、地ごしらえのボランティア活動を2月17、18日に実施した。当協会の会員約20人が参加し約5,000㎡の延焼した立木の伐採や、大人の胸以上に伸びた雑草を除草した。このボランティア活動は、町民を代表して直島町長から丁重な謝意を頂いた。 企業や団体も地域社会の維持、発展に貢献していかなければならない時代である。建設業界は、地元との関係が特に密接であり、その責務も大きい。地域と一体となった社会貢献活動を積極的に支援・参加し、継続的に実施していくことが当協会および会員企業が果たす役割である。今後も、環境美化などのボランティア、地域振興のための政策提言など、多様な社会貢献活動に取り組んでいく。 香川県が提唱している「環境美化活動」の一環として、当協会の各支部・部会を中心に県下の国道、県道の道路清掃、河川清掃のボランティア活動を行っている。道路へのごみのポイ捨てを減らすために、1999(平成11)年に中央公園と福岡町に「ポイ捨てアウト」の看板を設置し、町の環境美化を呼びかけた。その他にも熱中症対策活動や各自治体開催のイベントにも積極的に協力している。  2004年1月、直島町で起こった風土山林野火災では、山林の大半を焼失した。直島町の森林道路・河川の清掃活動直島の植林活動清掃ボランティアの様子直島町の森林復元に向けたボランティア活動(2004年)「ポイ捨てアウト」を呼びかける看板を寄贈(1999年設置)The 70th anniversary commemorative book137

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